前回はサンライフについてブログを書きましたが、サンライフと並んで人気のある保険会社が『FTLife(FTライフ)』。
![FTライフ](https://static.wixstatic.com/media/a09f4e_0a629deb03e4424d90e7a88ae4c8f85c~mv2.webp/v1/fill/w_108,h_65,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/a09f4e_0a629deb03e4424d90e7a88ae4c8f85c~mv2.webp)
▼FTライフHP
2022年の香港保険会社ランキング(総資産)を見ると、サンライフとさほど変わらず規模の大きい保険会社であることがわかります。
![](https://static.wixstatic.com/media/a09f4e_86df4537af8f4fa99127101a8dd05b7f~mv2.jpg/v1/fill/w_147,h_84,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/a09f4e_86df4537af8f4fa99127101a8dd05b7f~mv2.jpg)
参照:Insurance Asia
もしかしたら、『コロンブス』という積み立て型投資商品を販売していた旧社名Ageas(エイジアス)という名前で知ってる方もいるかもしれないですね。
FTライフは何度か親会社が変わっているので、会社名が変わっています。
FTライフは、1990年に『フォルティスグループ』の保険部門として設立されました。
フォルティスグループは、かつて存在したベルギー・オランダ系の総合金融機関です。
その後、世界的な金融危機の影響で企業再編が続き、2010年に『Ageas Insurance Company (Asia) Limited(エイジアス)』に改称し、保険部門が切り離されました。
2016年には、中国有数のプライベート・エクイティ会社であるJDグループに買収され、『FTライフ(FTLife Insurance Company Limited)』に改称されます。
そして2019年、現在の親会社NWSホールディングス(NWS Holdings Ltd)となります。
何度も親会社が変わると、大丈夫なの?と不安に感じる方もいると思いますが、驚くのはその買収額!
エイジアス
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2015年:JDグループが、14億米ドルでエイジアスを買収。
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2016年:FTライフに改称
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2019年:NWSホールディングスが、27億4,000米ドルでFTライフを買収
わずか3年ほどで、約2倍!13億4,000米ドルも価値が上がっており、当時は香港保険会社の過去最高額の買収額となりました。
![](https://static.wixstatic.com/media/a09f4e_10407cf6c55e47808472daa85bfc354f~mv2.webp/v1/fill/w_146,h_41,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/a09f4e_10407cf6c55e47808472daa85bfc354f~mv2.webp)
参照:
それだけ勢いがあり、価値のある保険会社ということがわかります。
格付けも、ムーディーズ A3、Fitch A- と非常に高い格付けです。
貯蓄型保険を探している場合、やはり一番人気はリージェントシリーズです。
商品については別のブログで詳しく書きますが、貯蓄保険で探すなら、サンライフのビクトリーとFTライフのリージェントと言ったところでしょうか。
※最近だとサンライフのサンジョイも提案されるかもしれないですね。
会社の規模や安定性で選ぶなら、サンライフがよいでしょう。
大差はありませんが、よりよりパフォーマンスを求めるならFTライフのリージェントプライムがいいのではないでしょうか。
大手のIFAであれば、サンライフとFTライフの両方の商品を取り扱っているので両方の設計書(イラストレーション)を取り寄せて、比べてみるのがいいでしょう。