4月29日に、FTLife(FTライフ)社が社名変更するとPre-announcementを発表しましたね。
実は、FTライフ社は何度も親会社が変わっていて、その度に社名も変わってきました。
まずは、簡単に社名の変遷をご紹介すると、、、
2010年から2016年は、Ageas(エイジアス)という社名でした。
もしかしたら、この社名の時にコロンブスという積立型投資商品を契約した方もいるのではないでしょうか。
そして2016年には、中国最大のプライベート・エクイティの投資機構の1つであるJDグループの100%子会社となり、現在の社名『FTライフ(FTLife Insurance Company Limited)』と名前が変わりました。
さらに、2019年には現在の親会社、NWSホールディングス(NWS Holdings Ltd)が、JDグループからFTライフを買収、完全子会社としました。
この買収は、当時の香港でこれまでに行われた保険業界のM&Aのトップ5に入る非常に規模の大きいものでした。
JDグループは2016年にFTライフを107億香港ドル(14億米ドル)で買収し、215億香港ドル(27億5000万米ドル)で売却したので、なんと3年で約2倍にも企業価値が増えていることがわかります!
そして昨年、直接の親会社は変わっていないのですが、間接持株会社が以下のように変わりました。
ふぇぃせ
大きなくくりで言うと、2019年から香港4大富豪の1つである周大福グループ傘下ではあったのですが、間接持株会社変更から約半年、周大福生命保険有限公司(Chow Tai Fook Life Insurance Company Limited)への社名変更をPre-announcementとして発表しました。
FTライフのMan Kit Ip最高経営責任者(CEO)は、
「FTライフは、強固な財務基盤を持ち、信頼され、高く評価されているブランドである。今回のFTライフの社名変更は、「周大福」ブランドとの密接な関係を意味し、顧客の信頼をさらに強化し、信頼できるブランドイメージを確固たるものにします。第3四半期に新ブランドを立ち上げることで、リニューアルしたコーポレートアイデンティティを活用し、グループ内外でより戦略的なコラボレーションの機会を開拓したいと考えています。この動きは、ライフアーチザン、ビジネスパートナー、そしてグループ全体により多くの機会を創出するだけでなく、開発の大きな可能性を解き放ち、ビジネスの成長を促進し、保険を超えた価値を継続的に創造しながら、多様な顧客にサービスを提供するために、より高品質の商品を提供する予定です。」
と述べています。
第3四半期のいつ頃変更になるかは、明記されていませんが、また続報があるでしょう。
IFA業界の友人の間では、新しい名前『周大福ライフ』は、名前がダサいと不評なのですが、みなさんはどう思いますか?
『FTライフ』と『周大福ライフ』どちらの名前が好きですか?
1.FTライフの名前の方が好き
2.周大福ライフの名前の方が好き
3.どちらでもいい
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