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IFA移管は簡単?信頼できるIFAの見つけ方とは?

更新日:2023年9月19日

私がIFAで働いていたころに、時々問い合わせがあったIFA移管。


IFA移管とは…?

香港保険・オフショア投資の場合、契約者はIFAを仲介して、金融機関や保険会社とプランを契約します。下記のように役割を分担している場合が多いでしょう。

◆金融機関・保険会社⇒商品を作る

◆IFA⇒商品を販売する・プランを管理する


契約者は、金融機関や保険会社と契約しているので、プランを解約することなく、IFAだけを変更することが可能です。これがIFA移管です。


IFA移管

IFAを無料で紹介します!とか、相談乗ります!というサイトが多数存在しますが、彼らは紹介料目当てなので、まず連絡しないでください。


気になるIFAを自分で調べて、IFAに直接連絡を取るようにしてください。


また、私のサイトは紹介料をもらってIFAを紹介するサイトではないので、IFA側の立場と契約者の立場と両方を説明しますね。


では契約者側から、実際IFA移管の問い合わせはどういう理由が多いのかと言うと、、、


やはり一番多いのは、”IFAあるいは紹介者と連絡が取れない”です。

次いで多い理由が、”運用成績がよくない(IFAがポートフォリオを組む投資商品の場合)”です。


まず、後者の理由のパターンについて、もちろんIFAによって運用成績が異なり、中には運用成績がよくないIFAがあるのも事実です。しかし運用成績について文句を言ってる方の9割は、積立型投資商品なのに最初の数年だけ積み立てして、それ以降ずっと停止している。大幅な取崩しをしている。大幅な減額をしている。等々おこなっていて、それでもって、資産が増えないと言ってる方でした。


IFA側からすると、このようなタイプの移管は正直受け付けたくないです。

普通の感覚で考えていただくとわかると思うのですが、お金も積み立てずに資産が増えたら苦労しません。厳しいことを言いますが、運用成績どうこうではなく、ちゃんと契約時に決めた金額を休みなく満期まで積み立ててから文句を言ってくださいと言いたいです。


こういう方は、どこのIFAに移管しても満足することはないですし、IFAを移管したところで運用資産を積み立ててなければ資産を増やすのはほぼ無理なので、プランを解約するのも1つの手だと思います。


さて、移管を検討した方がいい方は”IFAあるいは紹介者と連絡が取れない”方ですね。


IFAの移管はいたってシンプルです。元のIFAで行う手続きはありません。

証券番号と保険会社名だけ控えておくようにしましょう。


手元に、証券番号と保険会社名を控えたらあとは簡単です。

日本人向けIFAで紹介しているIFAの中で自分に合いそうなIFAを見つけて、直接相談してみましょう。IFA移管したことは、移管元のIFAも調べることができますが、どこのIFAに移管したかまではわかりませんので安心してください。


手続き自体は、必要な身分証等の提出や数枚の書類に署名をするだけで数週間~1ヶ月程で完了します。


IFA移管の注意点

移管手数料

IFA移管の際に、手続きの手数料を取るIFAもいます。というのも、金融機関や保険会社は契約手続きをしたIFAに、契約者の支払期間や金額に応じた手数料を支払います。

もし、契約者が元々契約していたIFAに全て手数料が支払われてしまっていたら、その人が移管してきても、IFA側からすると何も収入がないのに、この人のサポートをしなければななくなり、IFAは何もメリットがありません。そのため移管手数料を請求し、ビジネスが成り立つようにします。


しかしながら、手数料を取らないIFAもあるようなので、まずは相談してみましょう。


移管条件

上記の通り、IFA移管は手数料が既に元もIFAに支払われてしまっている場合、移管先のIFAにとってあまりメリットはありません。

そのため、移管後1年間は解約しないでください。必ず積み立ててください等、各IFA独自の条件を設けている場合があります。こちらも事前に確認するようにしましょう。


移管できない商品

例えばアテナベスト社のメティスのような、そのIFAでしか取り扱っていない商品や移管先で取り扱っていない金融商品の場合は、移管を受け入れてもらえない場合があります。


IFAの移管の回数に制限はありませんが、そう何度も変えるものでもありません。

あなたの大切な資産の形成に一緒に向き合ってくれる、末永くお付き合いのできるIFAが見つかるといいですね。



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