金融商品の中には、定期預金のように金利がついて資産が増えていくものがありますよね。
一般的に金利は、年利で表示され、元本に対して1年間につく利息の割合が%で表示されています。
年利(%)= 利息 ÷ 元本 ÷ 期間(年)× 100
例えば100万円預けて3万円の利息が付いた場合、上の式に当てはめると年利は3%となります。
年利3% = 利息3万円 ÷ 元本100万円 ÷ 期間1年 × 100
年利の他にも月利や日利という表示方法がありますが、現在ではほとんど見かけることはありませんし、もしちょっと怪しいなという投資話をする人が月利や日利で話をしていたら、もっと怪しいなと思った方がいいです(笑)
ここからが本題ですが、利息の付き方には『単利』と『複利』があります。
『単利』とは、決まった額の利子のみが毎年つきます。
一方『複利』は、それまでについた利息を加えた元本を元に利息が付いていく方法です。
例えば年利3%の4年満期の定期預金に100万円預けたとしましょう。
単利の場合は、毎年3万円のみが4年間つくので、満期時は112万円となります。
複利の場合は、1年目3万円、2年目は103万円×年利3%=30,900円、3年目は1,060,900円×年利3%=31,827円、4年目は1,092,727×年利3%=32,781円と満期時には1,125,508円となります。
同じ資金だとしても『単利』と『複利』では、段々と資産の増え方に差がでてきます。
定期預金や金融商品には、『単利』のものと『複利』のものがあるので、契約する前に注意して見てみましょう。
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