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円安だから…と香港保険・オフショア投資を見送ってる方

香港やその他のオフショア地域には日本在住者を受け入れてくれる保険会社がありますが、その数は年々減ってきました。


少なくなってきた理由としては、日本の金融庁からの圧力、手間がかかるわりに契約件数や金額が少ない等、様々あるのでしょう。


特に非常に厳しいゼロコロナ政策が撤廃された中国では、その後の景気回復が思うようにいかず、人々は資産を海外へ避難させようと急いでおり、香港の保険会社の上半期の業績はうなぎのぼりだ。


一方、今年は円安もあり、『最低金額ならなんとか頑張れそうです。』『もう少し円高になってから契約します。』という日本人が多いようです。


いつ契約するかわからない且つ契約金額も低いとなると、香港の保険会社もビジネスとして割に合わず、これではますます日本人が相手にされなくなってしまうでしょう。


日本人がビジネスの相手にされなくなってしまうのは、香港とオフショアの保険に限ったことではありません。


先日、東京を訪れた際も円安×連休効果で多くの香港人や台湾人をはじめとした外国人の方が多く観光を楽しんでいました。数年前と比べ大きく変わったなと思うのは、高級レストラン(特に鮨屋)に行くと大半は外国人で、大将やスタッフも外国人観光客相手に最低限の説明ができるように英語で準備をしていること。


全員が全員ではないですが、一番高いコースを頼み、高級シャンパンやワインをボトルでいれて。。。


確かに、為替差損を考えると、円安ドル高の今、香港の保険やオフショア投資の始め時ではないと考える人がいるかもしれません。しかしながら、15~20年で2倍、30年で5倍に支払った保険料が増えたらどうでしょう?


いくらなんでも、さすがに30年後に円が5分の1つまり、1ドル=30円になるとは考えられません。


今後いつ香港をはじめオフショアの保険会社が日本人を相手にしてくれなくなるかわかりません。


ご自身の資産のリスク分散について今一度考えてみましょう。







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